背景
「ネパール電力庁実施能力支援に係る援助効果促進調査」業務の一員としてネパールを訪問した。
本サイトではその際に訪問した足跡を写真で紹介する。
Note) NEA: Nepal Electricity Authority (ネパール電力庁)
政情および通信事情
調査が実施された2002年5月頃,ネパールにおいてはマオイストの活動)が活発で,ネパールの地方,特に西部への旅行には注意喚起が出されていた。
そのような状況において,インド国境に沿って西へ移動するティームもあれば,西部のポカラ周辺へ行くティームもあった。
そのために,地方へ行った各ティームは,毎日カトマンズの日本大使館へ安否を報告する必要があった。
当時は,ダイヤルアップによるインターネットを使ったメールを連絡手段として利用していたが,問題はホテルからのインターネットへの接続であった。
当時のホテルにおいては,自室からインターネットへ接続する場合ホテルの電話交換機を通過するために,自室からの接続は殆ど不可能であった。
ただ,ホテルのFAX回線は専用線であったために,このFAX回線を利用させて貰った。
各所への連絡メールを自室にて作成し,皆さんが寝静まった深夜にフロントへ出向き,メールの送受信のみと言うことで,FAX回線を利用させてもらった。
このような方法は,2000-2004年間に滞在したフィリピンで試みたことが始まりであった。
なお,メールアドレスは,カトマンズ到着の翌日 (2002-05-07) にMercantile Communications にて取得しておいた。
関連地図
今回訪問した地域に関しては以下の地図をご参照下さい。